検索窓
今日:59 hit、昨日:70 hit、合計:16,351 hit

165 ページ15

「男は狼…
Repeat after me……」

『…男は狼』

「Aには俺だけ……わかった?」

『わかってます』

「よし、寝よう」

『ハイ』

最後、なぜか体育会系な感じになって、隼くんと笑いながら目を閉じた。


「…A?」

『ん……?』

寝そう…ってタイミングで隼くんが私を呼んで…
囲われた腕の中で隼くんを見上げる。

『隼くん…?』

隼くんは、ちょっと困った顔して私を見つめてる。


「ちゃんと、俺んとこ帰ってきてよ?」

ネガティブ思考から抜け出せないって、深い…深いため息。
不安にさせちゃってるな……。


『私、ここしか帰るとこないよ?』

物理的にもだけど……もう、隼くんより好きになれる人はいない気がする。

「そんなかわいいこと言って……
どこで覚えたんだよ…そういうの」

教えた覚えないけど?って口を尖らす隼くんが、苦笑い。


「A…好きだよ…」

『ん……私も大好き…』

「…知ってるぅ」

ふふって笑って、唇を合わせ……ぎゅっと抱きしめてくれた。

166→←164



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
140人がお気に入り
設定タグ:小森隼 , GENERATIONS , LDH
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひな | 作成日時:2024年3月28日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。