今日:38 hit、昨日:70 hit、合計:16,330 hit
小|中|大
163 ページ13
「きつい?」
『ちょっとダルい…』
そんなに睡眠時間、削ってないけどな…。
「全身運動ですからね……
体力つけようか?」
クスクス笑って、一緒にトレーニングする?って。
『無理だよ…』
「うん、無理だね?」
うんうんって頷く隼くんを、一度軽く睨んでおいた。
すぐに出なきゃいけない隼くんのリクエストでおにぎりを作って、玄関までお見送り。
「いってきます!」
『いってらっしゃい』
ハイって口を尖らした隼くんの唇に、キスをして手を振ると、ホントに嬉しそうに笑って出かけて行った。
朝ご飯を食べ、片付けてから出勤して…
朝イチで同期の子に合コンに行くって話したら、心底ホッとした顔してて……安心した。
先輩にも、用事があるから早めに帰るけど……って伝えたら、やっと無視されなくなった。
さおり先生には怒られたけど…
…ちゃんと隼くんには話して許可をもらったって言ったら、なんとか納得してくれた。
私が間違ってるとは思う……。
けど…どうしても人の機嫌を伺ってしまう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
140人がお気に入り
140人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひな | 作成日時:2024年3月28日 18時