検索窓
今日:60 hit、昨日:70 hit、合計:16,352 hit

152 ページ2

「寝落ち?」

『…隼くん…』

充電ケーブルにつないでなかったスマホを、隼くんが差し込んでくれて……おじゃましま〜すって、ベッドの横へ潜り込んできた。

「ただいま〜」

『おかえりなさい』

ぎゅっと隼くんに引き寄せられてくっついたら、お風呂上がりでポカポカで……やっぱりいい匂い。

つい息を吸い込んじゃって、また変態って笑われた。


「あのさ……お願いがあんだけど…」

『何…?』

ちょっと不機嫌そうな言い方に、不安を感じながら顔を上げたら、眉がハの字。

「Aが出かける時に俺が寝てても、声かけて起こしてよ……」

寂しいじゃん…って、口が尖ってる。

『ごめんね?
起こすの…どうかなぁ〜って思って、そのまま行ったもんね……』

「大丈夫だから……俺。
二度寝もできるし…朝も弱くないからアラームで起きれるから…」

『ん……。
わかった……明日からは声かけるね?』

「お願い………。
今朝は母ちゃんにめちゃくちゃ笑われてさ………聞いた?」

『聞いた…。
話す時もすっごい笑ってたよ?』

マジかぁ〜って苦笑いしながら、佐野さんにもイジられて散々だった…って拗ねてる。

153→←151



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
140人がお気に入り
設定タグ:小森隼 , GENERATIONS , LDH
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひな | 作成日時:2024年3月28日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。