My Only Love ３ (ページ7)

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「隼が彼女紹介するって初めてじゃない？」

「そうなの！
女の子、うちに連れて来たの初！」

「あの隼がどんな彼氏面するのか楽しみなんだけど！」

「もうね…デレててこっちがテレる」

お母さんズのマシンガントーク…。
………口を挟むタイミングがないどころか……
とても恥ずかしくて、いたたまれないです。

「Aちゃん、食べてる？」

『はい。頂いてます！』

「たくさん食べなよ？」

美味しいイタリアン……ミィさんが予約してくれたらしいんだけど、ホント、どれもとても美味しい。

デザートまでしっかり食べて、たくさん話して、３人ですっかり仲良くなった。

「そろそろ行こっか…」

食事代は前もって佐野さんが渡してくれたらしく、ミィさんがまとめて払ってくれた。

後でお礼言えるといいな。

タクシーで３人でライブ会場へ着くと、周りは若い女の子達がたくさんで……
ちょっと驚いてしまう。

ミィさんとクミさんについて裏から入ると、関係者用の控室に通された。

ミィさんもクミさんも、いろんな人に挨拶したり、お話したり……
その横で小さくなりながら時間を過ごす。

…なんか……雰囲気に圧倒されてしまう。