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いよいよライブ当日…。
隼くんを通しておかあさんと連絡先を交換して、一緒にランチしてから会場に向かおうって誘ってもらった。
「Aちゃん!久しぶり」
『お久しぶりです』
隼くんはリハと他のお仕事とで忙しくて……
あまり会えてない状態で、この日を迎えた。
「ごめんね?急に1人追加して…」
『いえ、嬉しいです』
お母さんから昨日LINEが来て…お母さんの友達も一緒にいいか……って言われて即OKしてた。
実はそんなに人見知りではない……
女性なら…。
ちなみに、同じメンバーのお母さんらしい。
お互いに小さい頃からの仲……って言ってたから、佐野さんだと予想してる。
この日までに、いろんな準備をしてきた……。
ジェネの知識もその1つ。
お母さんと一緒に待ち合わせの場所に着くと、お母さんと同じくらいの年齢の方がいて、やはり佐野さんのお母さんだと紹介された。
「うちの子と同い年?
Aちゃん…かわいすぎない?」
佐野さんのお母さん……ミィさんは羨ましいって笑ってる。
お母さんが飛び交う会話がややこしい……と、早々に呼び名変更が決定し……
私は従うのみ。
ちなみに……隼くんのお母さんもクミさんになった。
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作者名:ひな | 作成日時:2024年3月15日 22時