My Only Love ３ (ページ47)

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「隼…私にもう………仕事に行ったのかって聞けなくて…
女々しいって思ったのかな？……けどさ………」

『もぉ…クミさん、笑い過ぎて話が分からないですよ…？』

相変わらず笑ってるクミさん…。
どうやら、隼くんの行動がホントにツボだったらしい。

「その行動が十分女々しいし、お母さんはここだよ～って言いたかったわよ～」

クミさんはごめんごめんって笑いながらも、言葉を続けた。

「仕事行っちゃったのか…起こしてくれたら良かったのになぁ…ってブツブツ言っててさ……
もぉ〜全部だだ漏れ！」

…嬉しいような恥ずかしいような……。

面白すぎて、すぐにミィさんにLINEしたらしい。

…息子のおもしろ話を仲間の母親と共有する…の巻。
たぶん……いや、絶対に佐野さんにイジられてるな…。

「まだオマケがあって…」

『えぇ……。
もうそろそろお腹いっぱいですけど……』

「まだまだあるけど？」

苦笑いの私と、ケラケラ笑うクミさんで駅前まで歩いて来た。