My Only Love ３ (ページ43)

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『嘘なのであげませんよ？』

待ってよ～って笑顔でついてくるさおり先生と、帰りにカフェに行く約束をしてからクラスへと入る。

「なんか……朝から賑やかね？」

苦笑いの先輩達に、すみませんってペコリと頭を下げてから仕事をはじめる。

「ねぇ……今度の土曜、合コン行かない？」

『……えっと……合コンは……遠慮させてください』

「え？……いいじゃん……。
田中先生、いつもモテモテじゃん？
…ねぇ？」

「ホントに！
この前もさ、連絡先教えてくれってうるさかったですよね？」

私がいたら、話も盛り上がるし……って。
…ネタにするだけじゃん…。

なんとか断ったけど、雰囲気が悪くなっちゃって……
一日中軽く無視されてる状態になってしまった。

「は？
何それ………」

今日はさおり先生との休憩も合わなくて……
仕事帰りに、よく行くカフェで愚痴を聞いてもらう。

「マジでありえん……」

『もぉ…いいんですけどね？
仕事はちゃんとしてましたし……』

「それは当たり前なのよ！
お給料もらってるんだから！」

合コンを断ったら無視された話をしたら、プンプン怒るさおり先生………
これ、出したら落ち着くかな…？