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「Aの気持ちがちょっとずつ俺に向けばいいなぁ〜って思ってたから、自分にブレーキかけながら、ゆっくりゆっくり…って頑張って我慢して来たけど……。

A、俺のこと結構好きじゃん?

あれ…?
俺、なんかヤバい発言してる…?」

口に出してみたものの、おかしな事言ったかもって隼くんはクスクス笑ってる。


『ヤバいけど……いい。
合ってる………』

……その通りだ。
結構好き……どころか、すごく好きだもん。

やっぱりヤバいか…って呟きながら私をぎゅっと抱きしめて、もう我慢しないって……。

「会いたくても会えない事もあると思うし……
ホントに体力的にヤバい事もあるし……そういう時はそういう時でちゃんと言うし、Aも言って?」

『…ん』

「…約束だよ?」

『わかった……約束』

「んな事言いながら…絶対我慢するんだろうな」

私の顔を見て苦笑いしながらも、そんなとこも好きだって……。


「何にせよ…
何しても好きなわけよ……Aのこと」

甘くて深いキスをしてから私を抱きしめると、私にも我慢するなって……。

「嫌いとか別れたい以外は、全部受け止めるから…」

嫌いとか…言ってて辛くなる…って半泣きで言いながらも、フワッと笑って…そろそろ寝ようかって。

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作者名:ひな | 作成日時:2024年3月15日 22時

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