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「Aの思考……いつもまわりの人優先だもん……」
『そうでもないよ?』
「いや……そうだね〜」
私の髪に触れながら、頬にも触れると優しい笑顔。
「Aのそういうとこ、すごい好きだなぁって思うけど、俺がそれに合わせるのは…もう無理なわけよ…」
『…無理……?』
たぶん……ちょっと不安が顔に出て……
けど、隼くんが笑いながら頬をつまんで引っ張った。
「こら…変な想像してるな?」
すぐにつまんだ頬を撫でて、誤解するなって。
「Aがさ……俺のことを考えてくれるのは分かるよ?
体の事を心配してくれたり、睡眠時間とか気にしてくれたりするのも嬉しい。
…けどね?
Aがちゃんと思ってる事言ってくれる方が、俺的にはもっと嬉しい」
私の頬を撫でてた手を止め、唇を合わせるとすぐにキスが深くなった。
「無理なんだよね……。
ここにAがいるのに、触れないで我慢する選択肢は、今の俺にはもうない!」
全開で行きますって謎の宣言……。
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作者名:ひな | 作成日時:2024年3月15日 22時