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笑顔で返事したら、クミさんも笑顔になって…
そのままソファーで一緒に1杯だけビールを飲んだ。


「Aちゃん、明日仕事でしょ?
お風呂…入っちゃいな?」

仕事してるんだから、変な気を使わずに好きな時に入りなさいって。

『ありがとうございます』

ここは遠慮せず、先に使わせてもらおう。


お風呂に入って出てきた時には、この1杯で今日は終わりだって笑顔で飲んでて…

声をかけてからゲストルームに入った。

とりあえず私は、明日、仕事に行ける準備をしないと……。


隼くん達が仕事に言った後でだいぶ整理はしたんだけど、キャリーに入れて運んで来た洋服をかけたり、ケースにしまったり……

ある程度暮らしやすい部屋になってから、ベッドに入った。


いろんな疲れであっという間に寝ちゃってて…
深夜、ベッドの端が沈んだ感覚で目が覚めた……。


「ごめん……やっぱり起こしちゃったか…………」

暗い中でなんとか見える隼くんは、苦笑いで頭を撫でてくれて……
私は隼くんの膝におでこをつけた。


『おかえりなさい』

「ん…ただいま……」

隼くんはお風呂上がりみたいで、いい匂いがする…。

「え?俺、臭い?」

『違う…いい匂い…』

匂いを嗅いでたの、バレちゃった。

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作者名:ひな | 作成日時:2024年3月15日 22時

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