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『話すのをやめるって事だったんだけど…?』

「ここでやめるとかなくない?」

苦笑いしながらも目が優しくて………好きだなって思う。


『…これが入るの?って思って……』

「これ…って……」

クスクス笑いながら、なんか楽しげで…やっぱり保育園児みたい…。


『無理でしょ?って思ったし…壊れるかと思ったけど…』

「けど……?」

『幸せ……です…』

「…………もぉ〜!やめてよ………」

ぎゅっと抱きしめてくれて、2人の間の隙間がなくなる。


「初めてだし…がっつきたくないから我慢してたのに………」

呟くように言ってから、優しくキス…。

「我慢しなくてもいい?」

隼くんの目が私を求めてくれるのがわかって……
ドキドキする。

『……ん…』

頷いて隼くんの胸におでこをつけたら、大きな手で頭を撫でられた。


『……隼くん、いっつも頭を撫でてくれるでしょ?』

「え?……あぁ……うん…嫌?」

『嫌じゃなくて………
安心する』

実はまだまだ早朝だった2回目が終わって……
ベッドに沈んだ私を優しく撫でてくれる隼くんにピッタリくっつく。

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作者名:ひな | 作成日時:2024年3月15日 22時

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