ひまわり 17 (ページ3)

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「堂々とし過ぎやで？」

「もうみんな部屋に入ってると思って…」

肩を竦めて苦笑いの隼の影に一応隠れてみたものの…

「Aちゃん、見えてんで？」

『……ですよね………』

みんな揃ってクスクス笑ってるけど……
超絶恥ずかしい。

「いくらみんなが知ってるからって……一般のお客さんもおるかもしれんやろ？
ってか………我慢しろや」

「何を？」

「何をって………そりゃ若い男女が同室で……なぁ…？」

「ちょっと！！僕らにふらないで下さいよ！」

アタフタする翔平くんと、頷いて同意する皆さん……
更に顔が赤くなってます…。

「想像しないでね？」

お疲れ…とエレベーターを降りる後ろ姿に、声をかけた隼は悪い顔してる。

「おいぃ………！！」

エレベーターの扉が閉まる瞬間、キレ気味な陣さんの顔が一瞬見えた…。

「ウケる…」

『ウケません。
ホントに……一般のお客さんのこととか、考えなかったよ……』

…なんかいろいろあって忘れてた……。