ひまわり 15 (ページ33)

今日:7 hit、昨日:16 hit、合計:21,315 hit

733 ページ33

「先に聞く？」

柔らかい笑顔で隣に座ったけど……

『ごめん……。
大丈夫だから、お風呂行ってきて？』

「大丈夫って顔してないのに？」

眉を下げて心配そうな隼の肩に、少しだけおでこを付けて充電…。

『これでちょっと充電したいから…大丈夫』

笑顔で言うと何それ〜ってソファーにもたれて天井を見上げた。

「かわいいじゃないかコノヤロウ……」

体を起こした隼は、私の頬に触れながらキスをして、優しく笑う。

「分かった……。
じゃあ、充電切れる前に戻って来るから、温かくして待っといてよ？」

『うん』

よしって立ち上がり、浴室へ向かった隼。

急かしてしまって申し訳ないなぁ…って思いつつも、私のために急いでくれる事が嬉しかったり……。

言葉の通り、充電が切れる前に寝室へやって来た隼に急がせてしまった事を謝ると、気にしないのって優しく笑ってくれた。

そのまま２人でベッドに潜り込むと、腕の中に入れて頭を撫でてくれる。