ひまわり 15 (ページ31)

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『ラジオの前じゃなかったら…気にしないんですけどね…』

「大丈夫だよ…。
あいつもプロだし！」

気にするな！って笑い飛ばされ……先にマンション前で降ろされた。

隼には、ホントはそんなに拗ねてないってことはLINEしてて…
けど、ラジオ中だから既読にもならなくて……

落ち着かないまま、とりあえずお風呂に……。

「A……A？」

お風呂の後、ソファーで待ってたら寝ちゃってたらしく……
気付いたら、隼が目の前に座ってる。

「もぉ……風邪ひくよ？」

隼は優しい顔で笑ってる。

思わず飛び起きて……ぎゅっと抱きついたら、驚きながらも受け止めてくれる。

「ただいま〜」

『…おかえり…。
隼…ごめんね？』

「ん？
……あぁ……俺もごめんね？
あまりにもAがキレイで、びっくりしちゃってさ……
けど……俺以外の人間に、そんなとこ見せんなよ！って気持ちが先に来ちゃった……」

ちょっと体を離して、私の顔を覗き込んで……
私が拗ねて当然だし、自分も怒ってないって話してくれる。