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「立場が違うからって、思いも伝えられずにいるピュアなアンタが……
いろんな男の人に媚売ってる………こんな女に負けて
るなんて……世の中間違ってる!」
ふざけないでよ!ってドンと肩を押されて……急な事にバランスが取れず、よろけてしまった。
目の前にパーテーションがあって、明らかに体を支えるにはバランスが悪すぎる上に、掴んだら指を怪我しそうな感じで……
咄嗟に手を庇い、頭からぶつかるように倒れた……。
パーテーションと一緒に倒れたせいで、思ってる以上に大きな音がしてしまったみたい……
「……すごい音したけど…どうかした……?」
「大丈夫ですか?」
遅い時間だからか、周りは人気が無かったんだけど…
さすがにざわざわ……。
「大丈夫?」
涼太くんが慌てて助け起こしてくれたけど……
「………Aちゃん!」
涼太くんが慌てた理由はすぐにわかった、頭を上げた瞬間、床やパーテーションにポタッと血が落ちた。
『………え?』
思わず間抜けな声を出してしまったけど……
周りは大騒ぎ。
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作者名:ひな | 作成日時:2023年12月14日 18時