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「おはよ……」
『あ……おはようございま…す』
エレベーターを待ちながら、ニヤリと笑う玲於くん。
「よく振り切れたね?」
同じ部屋で過ごした事をイジられると思ってたけど、それは完全に想定内だったみたいで……
「病院……ついて行くって言わなかったの?」
玲於くんは、更に先を見てました…。
『ホントは、なかなか納得してくれなくて…
けど、安元さんが来てるから…』
「あぁ〜なるほどね。
安元さんが一緒なら、あいつも諦めるしかないね?」
玲於くんは恒例のお散歩タイムらしい。
すでに待っててくれた安元さんと3人、エントランスで少し話した後で私達は病院へ…。
レントゲンを撮って……
「え………何それ……」
「マジか……」
『…ひび…入ってたみたいで……』
受診したところ……ガッチリ固定されてしまいました……。
検査やその他…色々あったから、病院から直で会場入りしたんだけど……
廊下でEXILEさんに囲まれた。
隼には先にLINEを入れてたんだけど、アップとか取材で忙しいみたいで既読になってなくて……
EXILEさんの隙間から、少し離れたところにいた隼の驚いてる顔が見えた……。
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作者名:ひな | 作成日時:2023年12月14日 18時