検索窓
今日:18 hit、昨日:38 hit、合計:23,847 hit

644 ページ44

「涼太くんなんかじゃなくて、俺の腕にしてよ…」

口を尖らす隼の腕に掴まると、よしって頷いてる。


「君たち……俺らの存在忘れてる?」

「何を見せられてんの?」

「イチャイチャすな……」

ジェネのみなさんが後ろに居たの……完全に忘れてた……。


「いいじゃんよ……」

開き直る隼が、私の足元を見て眉を思い切り下げた。


「ってかさ…すごい痛そうじゃない?」

『そうなんだよね……』

なかなか腫れも引かないし……。


「とりあえず、トレーナーに診てもらう?」

玲於くんの一言で、行き先はバンドの楽屋じゃなくてトレーナールームへ……。
なぜか隼だけじゃなく、玲於くんも一緒に来てくれた。


「どうっすか?」

「ん……。レントゲン見ないとなんとも言えないけど……
もっかい受診した方がいいと思うな…。

打撲だけで、これだけ腫れが引かないのも心配だし……」


トレーナーさんが、知り合いがいるっていう病院を紹介してくれて、明日の朝イチで診てもらえるように連絡を取ってくれた。


「どうしよ……」

反省会の会場へ、早足で向かった玲於くんの後ろから、隼とゆっくり歩く…。

645→←643



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (76 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
150人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 小森隼 , LDH
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひな | 作成日時:2023年12月14日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。