ひまわり 13 (ページ38)

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「更に最高……」

ニヤリと笑った隼が、気をつけてね？って。

『ん……行ってきます』

もう一度……今度は私からキスをして、ぎゅっと抱きしめてから離れる。

「後で会えるのわかってても寂しい………」

眉をハの字にした隼がかわいいから、よしよしってしてから立ち上がった。

安定に痛いんだけど……大丈夫かな…？…なんて思ったけど……
隼には何も言わずに出発。

これ以上、心配かけれないしな……。

頼んでたタクシーで駅まで行って、新幹線に乗る。

駅から会場へは送迎車が送ってくれて、みんなでワイワイステージに向かった。

音を確認しながら細かなセッティングをしてから、一度楽屋に戻ってきたら、みさきさんが顔を出した。

今回もEXILEさんの担当らしく、私もお願いすることになっている。

「ねぇ……前髪切らない？」

今の髪型だと、傷が目立つからって……。

『え……お願いしていいですか？』

誰も私なんか見ないだろうけど……ちょっと気になってたんだよね……。

「当たり前じゃん……」

苦笑するみさきさんについてメイクルームへ向かうと、私をチラ見してからため息。