今日:50 hit、昨日:38 hit、合計:23,879 hit
小|中|大
622 ページ22
「俺…浄化作用あんの?」
隼の声が楽しそうで…
『あるよ?
標準装備かな…オプションなのかな…』
少しだけ2人でクスクス笑う。
『隼が頼りにならないんじゃなくて…
隼がいたから……隼が私の側にいてくれたから…
私は大丈夫だったし、これからも大丈夫なの……』
「……そうなの?」
『そうなの…
けど……ね…。
関係ない人の嫌味は浄化されたんだけど……』
「ん?」
『隼の事を好きなスタッフさんがいるでしょ?』
「はい?」
『……この人、隼の事が好きなんだなぁ〜って人が、私の事をホントに悲しそうな…傷付いた顔で見るの……。
隼は、この人の気持ちを知ってるのかな…とか…
思いを伝えたりしたのかなぁとか…考えたらモヤモヤしちゃって……
隼が知らないなら、勝手に人の気持ちを話すわけにはいかないと思うし…
何よりも隼がその人を意識して…その……』
「その……?何…?」
だんだん…隼の相槌に困惑が混じって来た…
っていうか……怒ってる?……呆れてる…?
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
150人がお気に入り
150人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひな | 作成日時:2023年12月14日 18時