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「こら…笑ってるんじゃないよ……?」

『ごめん…。
あ………大好き……』

何度も謝るのは終わりにして……ちゃんと気持ちを伝えなきゃ。


「…もぉ……
言いたい事いろいろあるのに、言われんくなったやん!」

完全に眉が下がりきった隼が苦笑い。


「俺も大好きだからね?
超好き……誰よりも何よりも好き…
好きより、もっと好き…」

優しく抱きしめられて、心がポカポカあったかくなる。


…そっか………
これだ……


隼の背中に腕を回して深呼吸…。

やっぱり、隼には…ちゃんと聞いて欲しい。


『ねぇ隼……。
寝るの遅くなっちゃうけど……聞いてくれる?』

「もちろん……聞くよ?」


隣に座り直し、私の肩を抱き寄せた隼。
優しい声で……温かい手で……どんどん癒やされてくのがわかる。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年12月14日 18時

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