今日:7 hit、昨日:38 hit、合計:23,836 hit
小|中|大
620 ページ20
「こら…笑ってるんじゃないよ……?」
『ごめん…。
あ………大好き……』
何度も謝るのは終わりにして……ちゃんと気持ちを伝えなきゃ。
「…もぉ……
言いたい事いろいろあるのに、言われんくなったやん!」
完全に眉が下がりきった隼が苦笑い。
「俺も大好きだからね?
超好き……誰よりも何よりも好き…
好きより、もっと好き…」
優しく抱きしめられて、心がポカポカあったかくなる。
…そっか………
これだ……
隼の背中に腕を回して深呼吸…。
やっぱり、隼には…ちゃんと聞いて欲しい。
『ねぇ隼……。
寝るの遅くなっちゃうけど……聞いてくれる?』
「もちろん……聞くよ?」
隣に座り直し、私の肩を抱き寄せた隼。
優しい声で……温かい手で……どんどん癒やされてくのがわかる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
150人がお気に入り
150人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひな | 作成日時:2023年12月14日 18時