検索窓
今日:25 hit、昨日:13 hit、合計:23,816 hit

613 ページ13

「A………
寿命縮むって………」

『ごめんなさい…………』


渡辺マネージャーが車を回して来るから……と一人で走って行って……
隼が車椅子をゆっくり押しながら歩いてくれる。

ラジオ終わりで連絡もらって、タクシーで飛ばして来てくれたらしい。


「折れたりは…してないって?」

ケガの説明は、渡辺マネージャーにも話が通ってて、すでに聞いてたみたい。


『うん……足はただの打ち身だから……しばらく痛いかもだけど、普通にしてていいって』

重なるように置いてあったパーテーションが、足首に直撃したけど……骨に異常はないらしい。

車椅子は、玄関横に置いといてって言われたことまで一緒に隼に話す。


「頭は…」

『切れたとこを縫ってもらったから…明日、外来の時間に消毒に来るように言われた…』

CTも異常なし。


「…やっぱり俺が最後じゃん……。
俺……前にも言ったよ?
最後に聞くのはもう嫌だって………話して欲しいって…」

頭の上から聞こえる隼の声は、深く傷付いてる…。

614→←612



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (76 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
150人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 小森隼 , LDH
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひな | 作成日時:2023年12月14日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。