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ライブの時より少しだけ尺が短いのと、メドレーで違う曲に流れるから、そこの打ち合わせをしながら、リハを進める。


「あら?姫………その指輪…」

『あ……』

「ん?あぁ……隼?」


タカヒロさんがむふふってニヤけて、アツシさんが微笑んで………

やばい…顔が熱い………。



「大事にされてて何より」

タカヒロさんがホントにお父さんみたいな包容力。


「ってかさ…姫、衣装どうする?」

『あぁ……そうですよね……』

スタッフさんを交えて打ち合わせして、世界観を合わせるために、衣装やメイクも一緒にお願いするって事になった。



当日の控室……なんと、EXILEも三代目さんもジェネもみんな大きな部屋に纏められ…

私は小さくなって部屋の隅にいた。


助かったのは、着替えるところはパーテーションで仕切られてたこと。

目のやり場に困ることはなさそうだ。


「小林さん、今のうちに着替えましょうか」

どのグループも出演時間がまちまちで、三代目さんは楽屋入りもまだ。
ジェネは今リハに出てるらしくて、楽屋の中の人数も少ないし……とパーテーションの中でお着替え。



『なるほど…そういうことですね……』

「はい、そういうことなんです!」

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作者名:ひな | 作成日時:2023年10月12日 20時

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