359 ページ9
ライブの時より少しだけ尺が短いのと、メドレーで違う曲に流れるから、そこの打ち合わせをしながら、リハを進める。
「あら?姫………その指輪…」
『あ……』
「ん?あぁ……隼?」
タカヒロさんがむふふってニヤけて、アツシさんが微笑んで………
やばい…顔が熱い………。
「大事にされてて何より」
タカヒロさんがホントにお父さんみたいな包容力。
「ってかさ…姫、衣装どうする?」
『あぁ……そうですよね……』
スタッフさんを交えて打ち合わせして、世界観を合わせるために、衣装やメイクも一緒にお願いするって事になった。
当日の控室……なんと、EXILEも三代目さんもジェネもみんな大きな部屋に纏められ…
私は小さくなって部屋の隅にいた。
助かったのは、着替えるところはパーテーションで仕切られてたこと。
目のやり場に困ることはなさそうだ。
「小林さん、今のうちに着替えましょうか」
どのグループも出演時間がまちまちで、三代目さんは楽屋入りもまだ。
ジェネは今リハに出てるらしくて、楽屋の中の人数も少ないし……とパーテーションの中でお着替え。
『なるほど…そういうことですね……』
「はい、そういうことなんです!」
134人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひな | 作成日時:2023年10月12日 20時