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「……?」

恐る恐る入ってきた隼は、私の隣に来ると顔を見合わせ…机の上の白い封筒を見た。


「…なんかあったんですか………?
って………え?これ………」


…隼も思い出したらしい。

どこにもありそうな白い封筒なんだけど……あの時と同じワンポイントのマーク…。


タカヒロさんが隼に話してくれて…一瞬眉を下げたけど、すぐに笑顔になった。


「大丈夫ですよ?ね?」

たぶん…私がどうしたいのかわかってる隼は、ことさら明るく言った後で私の顔を見た。


「俺がちゃんとAと話しますし……何とかするんで………

ってか……俺の指…千切れそうなんすよ〜!」


ゴトンと音を立ててデスクに紙袋を置いた隼が、眉をヘニョンの下げてる。


「何これ!」

「これ、Aからのお土産で〜す!
あ!あけましておめでとうございます!」

挨拶遅っっ!!って笑われながら、私の頭に手を乗せてよしよしってしながらお土産を出して行く。


『お正月、実家に帰ってたので……』

「え?やった!ありがとう!!」


めっちゃ嬉しい!!って皆さんがもらってくれ、ようやく空気が変わって一安心。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年10月12日 20時

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