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実家でも、こたつの中でちょっと手を繋いだり…私の太ももに手を伸ばしたりしてたのは、ノーカウントらしい。
「……お風呂、一緒に入ろうね?」
『え……?』
タクシーの中……ドライバーさんに聞こえないようにこっそり耳元で囁いた隼は、ニコニコ笑ってる。
「え?じゃないよ……?
今日は拒否権なしです」
どんだけ寂しかったと思ってんの……ってシートにもたれて、私を引き寄せる。
『クミちゃんは…?』
「今、ばあちゃん家に行ってる」
『……わかった………』
真っ赤ですよ〜って耳元で囁かれて、パシッと隼の腕を叩く。
隣でクククッて楽しそうで……
隼の笑顔……にくめないんだよね〜。
宣言通り、一緒にお風呂に入って……
そのままベッド運ばれた。
「今年もよろしくお願いしますって事で……」
『……よろしくお願いします…って事で?』
ニコニコ笑う隼のスイッチが急に切り替わり……
翻弄されながらベッドに沈み………
夢と現実の世界を行ったり来たり………。
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作者名:ひな | 作成日時:2023年10月12日 20時