検索窓
今日:32 hit、昨日:43 hit、合計:21,073 hit

382 ページ32

実家でも、こたつの中でちょっと手を繋いだり…私の太ももに手を伸ばしたりしてたのは、ノーカウントらしい。


「……お風呂、一緒に入ろうね?」

『え……?』

タクシーの中……ドライバーさんに聞こえないようにこっそり耳元で囁いた隼は、ニコニコ笑ってる。


「え?じゃないよ……?
今日は拒否権なしです」

どんだけ寂しかったと思ってんの……ってシートにもたれて、私を引き寄せる。


『クミちゃんは…?』

「今、ばあちゃん家に行ってる」

『……わかった………』


真っ赤ですよ〜って耳元で囁かれて、パシッと隼の腕を叩く。

隣でクククッて楽しそうで……

隼の笑顔……にくめないんだよね〜。



宣言通り、一緒にお風呂に入って……

そのままベッド運ばれた。


「今年もよろしくお願いしますって事で……」

『……よろしくお願いします…って事で?』


ニコニコ笑う隼のスイッチが急に切り替わり……

翻弄されながらベッドに沈み………

夢と現実の世界を行ったり来たり………。

383→←381



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (61 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
134人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 小森隼 , LDH
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひな | 作成日時:2023年10月12日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。