365 ページ15
「ジェネレーションズの皆さん、お時間です!」
番組のスタッフさんが呼びに来て…よしって立ち上がる隼の目に光がさして……
…これなんだよね…
急にスイッチ入るこの感じがかっこいい。
行ってくるね?って微笑んで、楽屋を出て行くのを見送る。
「姫……見に行っちゃおうか?」
タカヒロさんに声をかけてもらって、行こ!って引っ張られるように収録スタジオに連れてってもらった。
隅でタカヒロさんの横に並んでジェネを見る。
「かっこいい?」
『……かっこいいです……』
タカヒロさんがニコニコ微笑みながら見ていて……
親心…と言うべきか………表情に優しさが溢れてる。
「アイツ……いい顔しちゃって…」
出番待ちで待機してるジェネの皆さんが、私とタカヒロさんがスタジオにいることに気付いた時、子どもみたいにはしゃぎながら大きく手を振ってくれて……
いざ本番になったら、バキバキにかっこい…。
隼がパフォーマンス中にこちらを見ることはなかったけど、曲が終わってカットがかかった途端に私を見て……
大好きな笑顔で舌を出してダブルピース。
…眩しいです………。
134人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひな | 作成日時:2023年10月12日 20時