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私はあんまりお酒強くないし……
シャンパンとかよくわかんないから、お店でおすすめされてたのを買ってきて、ちょっとだけ摘めるものも作って用意した。
メニュー的にはクリスマス感はあまりないけど……2人で並んで座って乾杯。
「んま………」
『そ?良かった……』
私が作った料理を喜んで食べてくれて、ニコニコでグラスに口をつける隼に紙袋を差し出す。
『メリークリスマス』
「え?嘘……マジで?開けていい?」
隼は自分で何でも買えちゃう人だから……
何をあげるかすごく迷ったけど、一粒石のピアスにした。
「え……超嬉しい…」
『大きな石じゃないけど……』
「いやいやいやいや…………
Aがプレゼントしてくれたってだけで嬉しいのに……」
『嬉しいなら……良かった…』
超嬉しいよ〜ってぎゅっと抱きしめてくれ、泣くかも…ってポツリと呟く。
『泣いちゃうの?』
クスクス笑う私から少し離れた隼が、ここに来てってあぐらをかいて…その膝にすっぽり収まる。
後ろから抱きしめてくれて……
すごい落ち着く。
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作者名:ひな | 作成日時:2023年10月12日 20時