SHINE Another Side (ページ4)

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「ねぇ……それってさぁ。
先生がいなくなったのと、なんか関係あるじゃない…？」

隼が真剣な顔で会話に入ってきた。

「それは映画の見過ぎじゃない？」

メンさんも……

「でもなぁ…完全に無関係でもないんやない？」

裕太くんまでも。

「なんだよ…みんな。
結局涼太くんのこと心配なんじゃん」

俺がマネージャーと話してる間、気にしてませんよ〜って感じで、スマホいじってたくせに。
みんな聞いてんじゃん。

「あたり前じゃん？心配だよ…。

それこそさ…俺らのライブでピアノ弾かなかったら、こんな事になってなかったのかもって思ったらさ……何とかしてあげたいよ」

隼が眉をハの字にしてる。

俺らのライブで弾かなかったら……
みんなが思ってる事。

俺だって思ってる。
けどさ…

「あのライブをそんな風に言うの、やめない？

先生のピアノと２人の歌、ホント最高だったじゃん！
まわりからもめっちゃ褒めてもらったじゃん。
そこは否定したら、ダメだと思うんだよね」
亜嵐くん…最高じゃん。

「たまにはいい事言うじゃん！
さすがポジティブリーダー」

「ホンマやな？亜嵐くんの、ポジティブもたまには役に立つやん」

裕太くんまで…。

「ねぇ〜、たまにはってなに？
全然褒められてる気がしないんですけど〜」

みんなで久しぶりに大声で笑った。

「ってか、最初から褒めてねぇし」

みんな、うんうんって頷いて笑ってる。

「あのなぁ！俺、年上！」