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涼太くん…ホント、痩せたな…。
ちっちぇ顔が更にちっちゃくなったし。
「頼むよ…涼太くん。
ジェネはさ、みんな家族みたいなもんでしょ？
みんなが幸せじゃなきゃさ…」
「うん…。ごめん…
もぉ、どっちが年上かわかんねぇな…」
しっかりしてくれ…ってわざと上から言ったら、苦笑してた。
早くちゃんと笑えるようになるといいな。
先生に話を聞くと、やっぱりあの女が絡んでて…マジで何なの…？
先生を傷つけたことも、こんな女の事で振り回されてた俺たちにも腹が立って…
つい熱くなった。
「あのさぁ〜、先生は俺らの仲間だと思ってるから言うね？
俺らさぁ、大丈夫だよ？
こんな事でどうにかなるような仕事の仕方してない。
怪我して、仕事も休まなくちゃいけなくなって、迷惑かけたとか、色々ナイーブになったんだと思うよ？
けどさ、相談してよ…。
涼太くんに言えなかったなら、俺や隼でもいいじゃん。
彼氏に言えない事さ、仲間だったら言えることもあるじゃん？
いきなり消えんな…。
見ろよ、このポンコツ王子。
使いものにならねぇんだよ…」
どんどん言葉が溢れた……
言葉も、気持ちも……
終いには、隼に酔っぱらい扱いされたし。
「もう、大丈夫だよな？」
隼とタクシーに乗ってすぐ、ヒロさんに先生の事を報告した。
ヒロさんはすぐに後は任せてって言ってくれた。
「大丈夫だよ、絶対。
それよりさ、明日、事務所でリハじゃん？
どうすると思う？」
「は？どうすると思うって？」
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作者名：ひな | 作成日時：2022年1月27日 20時
