ひまわり４ (ページ46)

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シャンプーがまだだった隼を浴室に残し、Ｔシャツだけ着て髪を乾かしていたら、後ろからドライヤーを奪われた。

「髪……サラサラ」

私の髪を乾かしてくれて、さっきまでと違うニコニコ笑顔の隼に安心して振り返ると、また少し眉を下げた。

『もぉ……そんな顔しないで？』

眉間に指を当ててグリグリ押すと、隼は笑顔になってその手を取った。

「ごめんね？」

『もう謝るのなし……』

正直、何に謝ってるのかわかんないし…。

『ごめんよりも……違う言葉がいいな……』

私の言葉に表情を緩めて…
優しく頭を撫でる隼の目は、すごく優しい。

「好きだよ」

『ん…ありがと……』

またどちらともなくキスをして…縺れるように寝室に来た。

気付いたら、何も身に付けずにベッドで寝ていて…
隣で寝てる隼にくっついて、再び目を閉じる。

次に起きたときにはもう朝になってて……
隼が頬を指でなぞってる。

目の前に、イタズラっ子のように笑う隼の顔があって…

「おはよ」

起きた？って笑うけど……

『起きた…ってか……起こされた…？』

ごめんごめんって笑う隼にぎゅっと抱きしめられて、イチャイチャしたかったんだもんって……。

朝からかわいいって……

私の彼氏は最高だな…うん。