ひまわり４ (ページ44)

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『心配かけてごめんね？』

「今夜のラジオ…何喋ったか記憶ない…」

俺ってホントに小さい男だって呟きながら私の頭を撫でていて……嫌になるよね？って項垂れる。

『嫌にはならないよ？』

「嘘……。
こんな嫉妬する奴、嫌でしょ…？」

今まで、ちょっとした事でグチグチ言って振られて来たって……。

「まぁ…ここまで嫉妬でおかしくなったのは初だけど……」

『初？』

「さすがに服脱がして風呂に連れ込むとか、した事ないです……」
　
俺が女だったら、こんな男は絶対に嫌だ…って完全に落ち込んでる。

『隼？』

「………ん？」

『……私も隼なら何でもありみたい……だよ？』

「え？」

少し驚いた顔の隼の首に腕を回してキスをしたら、一瞬目を見開いた後で、深いキスを返してくれた。

『私ね…。男の人とお風呂入るの初めて……』

何度目かのキスでようやく隼の表情が柔らかくなって……私の言葉にふにゃ〜って笑うと、また少し眉が下がった。

「初めてなのに……こんなでごめんね？」

『……ばかだな………』

反省モード継続中の隼はかわいいけど……