検索窓
今日:8 hit、昨日:68 hit、合計:24,979 hit

192 ページ42

『おかえりなさい』

隼から上着を預かってハンガーにかけると、ありがとって笑顔。

ちょっとした事でもお礼を言ってくれるとこ、好きだなって思う……本人には言えてないけど。


「なんて人?」

『何が…?』

いつもならすぐにお風呂に行くのに、今日はソファーで質問攻め。


「Aの事、誘ってきたスタッフに決まってんじゃん!」

『あぁ……。ごめん…わかんない……』


ちょっとイライラした感じで、眉間のシワがすごい……。


「触られた?」

『肩をね……引き寄せられて…』

「あぁん?」

…隼さん………ガラが悪くなってます………。


「脱いで?」

『え?』

「消毒するから脱いで……」


上着を着てたって言うけど、そんなの関係ないって、目が据わってる。


パジャマ代わりのトレーナーを脱いでキャミソール姿になると、私の手からトレーナーを取ってポイってソファーの下に放る。


「どっち?」

『……こっち…』

抱き寄せられた右腕を差し出すと、腕を擦ってから唇を付けた。


そのままあちこちキスを落とし…唇で甘噛みしたり頬ずりしたり……。

「許さん……俺のなのに……」

『ごめんなさい…』

「Aは悪くない……。
いや……うん。警戒心、ちゃんと持ってね?」

『……ん。ごめんなさい…』

193→←191



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
128人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 小森隼 , LDH
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひな | 作成日時:2023年9月9日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。