ひまわり４ (ページ37)

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「たぶん、あの辺は二日酔い確定だよ？」

乾杯して数分…テツヤさんの目線の先では、すでに空のグラスが集まってる。

「二日で済めばいいけど……下手したら三日目行っちゃうからね〜」

ナオトさんは肩を竦めて震える仕草。

貸し切りになってる和食のお店で、何グループかに別れてそれぞれに盛り上がってて……

私はテツヤさんとナオトさんと世界さんの４人でゆっくりペースで楽しんだ。

「Aちゃ〜ん！飲んでる？」

白濱さんが若い男性……確か佐藤さん…を連れて来て、空いてるイスを持ってきて側に座った。

『はい、頂いてます！』

笑顔を返すけど、飲んでなくない？ってグラスに視線を移す。

「亜嵐のペースを押し付けないの！」

人それぞれ飲むペースがあるんだってテツヤさんが諭すように話してくれ、白濱さんもすぐに納得してくれる。

「ナオトさん達、前からお知り合いなんですか？」

「ん？あぁ……Aちゃん？」

佐藤さんが、私との接点が気になるみたいで聞いてきて、それぞれ説明してくれるけど……

「俺は、タイミングが悪いコーヒー担当！」

「それを言ったら…俺は美味しいご飯ごちそうする担当！」

クスクス笑う２人…
実は程よく酔っていらっしゃるようです…。