ひまわり４ (ページ36)

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「なんですかそれ〜！」

「亜嵐、どいて？世界、こっち座ろ？」

ブーブー言ってる白濱さんを押しのけて、テツヤさんが男性を一人連れて近くに座り、お前はあっち！とすでに盛り上がってる方を指さした。

「Aちゃんと交流を深めようと思ったのに～」

「いいのいいの…はい、いってらっしゃ〜い！」

テツヤさんにもナオトさんにも追い払われて、ちょっとふて腐れながら白濱さんが行くと、テツヤさんがクスクス笑ってる。

「ありがとね、ナオト」

「イヤイヤ…。
あれですか？テツヤさんは本人からの依頼？」

「そ！飲まされないように守って欲しいって！
ナオトは？」

「俺は玲於から…様子みてあげてって」

……もしかして私、めちゃくちゃ心配されてる？

『なんか…すみません……』

ペコリと頭を下げると、大丈夫だよって笑ってくれる。

「なんかよくわかんないですけど…とりあえず、何で俺がここに呼ばれたのかは理解しました！」

テツヤさんが連れてきた世界さんはクスクス笑ってる。

世界さんは、ほとんどお酒飲めないらしい。

ここにいたら、ゆっくり食事が楽しめるよってテツヤさんが笑ってて、ナオトさんも平和が一番って苦笑い。