ひまわり４ (ページ31)

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『そうだ……』

「ん？」

隼に相談があったんだった……。

『なんかね…EXILEさんのライブの、決起集会？みたいなのがあるらしくて……』

「あぁ…あるね～」

『何着ていったらいいと思う？』

…皆さん、どんな服装なのかな……。

「裸にエプロン…」

『隼はいいんだ……それで…』

「ダメ！絶対ダメ！！」

『もぉ……真面目に相談してるのに…』

苦笑いで隼の手をパシッて叩くと、裸エプロンは男のロマンって笑ってる。

「そうだなぁ～。
みんないいもの着てるもんなぁ……」

『でしょ？』

引っ越しの時にそんなに使わずに済んだから、何か買おうと思うんだけど……

「何気に、みんなそんなにカッチリしたフォーマルじゃないかもな」

『そうなの？』

「…ちょっと考えがあるから、任せてくれん？」

お願いしますって言うと、ちょっと眉を下げた隼がため息をついた。

「テツヤさんにお願いしとくけど……
飲みすぎ注意ね？」

お酒、強くないでしょ？って心配そう。

『……強いんでしょ……？皆さん』

「うん。強い」

俺もめちゃくちゃな目にあって来た…って、ちょっと遠い目をしてる。

「ってかさ…かっこいい人ばっかりだからさ……」

『そこは大丈夫……私も一途だから』

「……え……もぉ〜。
えへへへ」

ニコニコになった隼は、ぎゅっと私を抱きしめてご機嫌さん。