ひまわり４ (ページ21)

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「マジでどうでもいいもん……。A以外は……」

…懐かしいとすら思えないって。
むしろ〝無〟で、ホントに何とも思わないから…って眉を下げた隼。

「正直に言うと……
元カノの話なんか止めて、早くイチャイチャしたいし…

……だってしょうがなくない？
A、超いい匂いするし、生足なんか出しちゃってるし………今すぐ触りたいもん！」

…目は真剣なんだけど………
言ってることはめちゃくちゃだ……。

吹き出してしまった私に、隼は表情を緩めた。

握ってた手を引かれ、膝に座るように誘導されて…
腰に腕を回して引き寄せる。

「ごめん…。
嫌な気持ちにさせたよね……？」

『………』

無言で首を横に振って隼の背中に腕を回すと、隼の手も背中に回って抱きしめられた。

隙間なく……密着状態。
…これ……安心するんだよな……。

「俺は、A以外に興味ないからね？」

それだけは覚えておいて？ってつむじにキスをすると、大きなため息の後でクククッて笑い出した。