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「あれ?亜嵐くん、Aちゃんの事知ってるの……?
あ、そうか…EXILEか…」

佐野さんはウンウンって納得してて……


「え?亜嵐くん知ってる子?
俺、初めましてじゃない?」

…関口さんには認識されてませんでした。


「うわぁ……やってんなぁ。
Aちゃん?コイツのことは覚えなくていいからね?」

『ハイ、わかりました!』


えぇ〜って困ってる関口さんを放っておきつつ、みんなで乾杯して食べ始める。


『……!』

「うまい?」


あまりの美味しさに声が出なくて…ウンウン頷いてたら、握ってる大将が嬉しそうに笑って、一貫サービスって置いてくれた。


「ねぇ……Aちゃん?
その服ってさぁ………」

『あ………』

「だと思った〜」


仲良しかよって笑う白濱さんが嬉しそうで、私の方こそ、仲良しかよ…って思っちゃった。


「服?」

「Aちゃんが着てるやつ、隼のなんです」

ナオトさんが不思議そうで…佐野さんが、こっそり教えてる。

関口さんはいよいよハテナ?って顔してるけど……
やっぱり教えてあげる気はないらしい。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年9月9日 19時

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