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時間になって観客席に向かうと、竹下さんはすでに席に座ってて、手招きされて隣に座る。
私の横にはスタッフさんが座って、涼太くん達は少し前に座った。
竹下さんにいろんな話を聞きながら開演を待ち、始まった途端に鳥肌が立った……。
すごい熱気……すごいパワー…。
これがエンターテイメントの世界なんだ……。
終演後、大学の話や清水先生の話をしながら竹下さんとバンドヤードを歩く。
涼太くん達は、少し前をわちゃわちゃしながら歩いてる。
『竹下さん…オーディション、受けてみたいです』
「ん、わかった……。
良かった…。そう言ってくれて……」
優しい笑顔の竹下さんとともにスタッフさんのところに行って挨拶すると、涼太くんたちにも挨拶して会場を出る。
「また詳しいことは連絡する!」
竹下さんとは控室で別れ、廊下を歩いて外に出ようとしたら、後ろから走ってくる足音が……。
「セーフ……」
走って来たのに息1つ上がってない小森さん。
「あのさ……もう帰るの?」
『はい』
「送ってくからさ……ちょっと待ってて?」
『え?』
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作者名:ひな | 作成日時:2023年8月23日 18時