ひまわり２ (ページ50)

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そのまま、事情を聞きたい…と少し話したが…少し困
った様子で……

私の話と、佐倉先生の言い分に大きな差があるらしい。

結局、署で話を……と連れていかれ……

聞かれた事には全部ありのままで話した。

隼が関係することは……念のため話してはいない。

聞かれもしなかったし……嘘もついてはいない。
……隼には迷惑かけれないもん。

警察を後にする頃には、すっかり夜も遅くなってて……

事情聴取前にマナーモードにしたスマホを確認したら、隼からの着信や、LINEがたくさん来てて…

慌てて事情を簡単に説明して送ったら、すぐに既読が付いて、電話が来た。

「今、どこにいるの？」

だいたいの場所を答えたら、そこで待ってるように言われ…
すぐに来てくれた隼は、絵に描いたようなハの字眉。

「A！」

連絡つかないし、コンビニに行けばいると思ったのにいないし……と心配そう。

「最初はさ…コンビニに行ってもいないし、バイトって嘘ついて他に男いんのかな…とかさ、変な思考になって……」

『え？』

「ちょっとね、ほんのちょっとだけ！ゴメンて…」

驚いた私に、慌てて謝る隼。