今日:31 hit、昨日:52 hit、合計:24,229 hit
小|中|大
85 ページ35
………は?
何それ……
そのまま何も言わずに外に出て……
自転車でアパートに帰ってため息をつく。
私のウキウキしてる気持ちを返してほしい。
せっかく今夜は小森さんとの食事なのに………。
倹約してたけど、今日のために洋服も買って……すごく楽しみにしてたのに…。
あんな風に噂されて……
悲しいというより悔しくて……
ってか……小森さん、チャラくないし……!
何のつもりか知らないけど……心配するフリして変な噂を流す佐倉先生には嫌悪感しかない。
何でかわかんないけど涙が出て…
泣いてる自分も悔しくて……
そのまま一人でしばらく泣いた。
気付いたら小一時間たっていて………
気分を変えるためにシャワーを浴びてから支度をする。
待ち合わせのお店は、少し高級感のある和食のお店だったけど…
お店の中は、いかにも…っていう感じではなく、オシャレなレストランみたいだった。
「こちらでお待ち下さい」
店員さんに名前を言うと、個室に案内され…小森さんの到着を待つ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
97人がお気に入り
97人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひな | 作成日時:2023年8月23日 18時