ひまわり２ (ページ30)

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バンドメンバーとの打ち合わせを終え、小森さんとの約束したカフェで待つ。

…緊張してきたぁ……。

マスターオススメのコーヒーを飲んでいたら、涼太くんからLINE…。

［今会議が終わって、隼が急いで向かったよ！］

［そろそろ本音で恋バナしようか？］

……う………。
涼太くんには……完全にバレてるよね…私の気持ち。

〚バレてる…？〛

［当の本人は気付いてないみたいだけど…？
俺と龍友くんにはバレバレ(笑)］

『……やっぱり……』

大きなため息と一緒に呟くと、お待たせしましたって隣に座った小森さん。

「何がやっぱり？」

『いや…うん、なんでもないです………』

そう？ってクスリと笑うと、マスターにコーヒーを注文して…背すじを伸ばす。

「あのさ……」

深呼吸した小森さんが話し出そうとしたタイミングでカランとドアが開き……

「おっ！隼じゃん！
……あ…ごめん！デート中？」

「テツヤさん！……あ…いや………んと………」

「……ごめん……俺、帰るわ」

アタフタする小森さんに、本気で謝るテツヤさんと呼ばれた男性…。

あ……EXILEさんの会議でお会いした……ってことは、EXILEのメンバーさん？