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部屋に入って一息つくと、タクシーの中での会話を思い出してニヤニヤ………。
コーヒーのこと、グループのこと、ラジオのこと……
いろんな話を聞かせてくれて……
はじめは緊張でカチコチだったけど、私も少し話せるくらいまでにはなったんだ。
この中に……小森さんの連絡先があるのか……
そう思うと、スマホがものすごい宝物に思える。
数日後、EXILEスタッフの方から連絡が来て、事務所へ行くことに。
レコーディングスタジオのようなところに通されて待っていたら、数人のスタッフさんと一緒に竹下さんも入って来た。
「緊張してる?」
竹下さんに笑われて頷くと、物腰の柔らかなダンディな男性が側に来て握手を求められた。
「今日は来てくれてありがとう。
タケ…竹下くんがとにかく聞いてくれって言うから、楽しみにしてたんだ」
バンマスをしているという浦田さんは、私に楽譜を差し出し、これを弾いてほしいと笑顔を見せる。
「初見で申し訳ないけど……」
初見でどこまで弾けるのか…試されているのかな……
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作者名:ひな | 作成日時:2023年8月23日 18時