検索窓
今日:32 hit、昨日:21 hit、合計:26,792 hit

27 ページ27

『ありがとうございます!』

…あ、やば…声が大きくなっちゃった……。


張り切りすぎたと思ったのに、皆さん笑顔になって……優しい空気。

数原さんなんて、何回再生してくれてるんだろう…。


「なぁ……涼太とはお友達なんやろ?」

片寄さんのスマホを本人に戻しながら、私を見る数原さん。


『ハイ、お友達です』

…まぁ……お友達というより、親戚のお兄ちゃん感はあるけど。


「かっこいいやん?好きになったりせぇへんの?」

『んん………と…』

「龍友くん?Aちゃん困らせないの!」


酔った数原さんに絡まれてる…と思ったようで、助けに入ってくれた片寄さんは、私以上に困った顔してる。


「えぇ〜。けど……気になるやん。
涼太が初めて僕に紹介する、女の子の友だちやで?」

「まぁ……そこは…………」

『残念ながら、片寄さんにそういう特別な感情ないですよ?』

お二人の会話に割り込むと、片寄さんは笑って、数原さんは目を丸くした。

28→←26



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
129人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 小森隼 , 片寄涼太
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひな | 作成日時:2023年8月8日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。