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『ありがとうございます!』
…あ、やば…声が大きくなっちゃった……。
張り切りすぎたと思ったのに、皆さん笑顔になって……優しい空気。
数原さんなんて、何回再生してくれてるんだろう…。
「なぁ……涼太とはお友達なんやろ?」
片寄さんのスマホを本人に戻しながら、私を見る数原さん。
『ハイ、お友達です』
…まぁ……お友達というより、親戚のお兄ちゃん感はあるけど。
「かっこいいやん?好きになったりせぇへんの?」
『んん………と…』
「龍友くん?Aちゃん困らせないの!」
酔った数原さんに絡まれてる…と思ったようで、助けに入ってくれた片寄さんは、私以上に困った顔してる。
「えぇ〜。けど……気になるやん。
涼太が初めて僕に紹介する、女の子の友だちやで?」
「まぁ……そこは…………」
『残念ながら、片寄さんにそういう特別な感情ないですよ?』
お二人の会話に割り込むと、片寄さんは笑って、数原さんは目を丸くした。
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作者名:ひな | 作成日時:2023年8月8日 23時