Someday My Prince Will Come（15） (ページ5)

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『当たり前でしょ？
私だって、そんなハンパな気持ちで涼太くんと一緒にいるわけじゃないよ…？』

体ごと涼太くんを見てそう言うと、不安そうな目をして私を見てる。

ホントは私みたいな存在はない方がいいに決まってる。

迷惑もたくさんかけたし…いない方が自由にできたこと、たくさんあったと思うから…。

けど……

『私だって…涼太くんが好きなの！
ずっと一緒にいたいの！

迷惑かけたりしちゃうけど……それでも一緒にいたいよ……』

「ごめん………」そう言ってきつく抱きしめられ、「ブレてしまった…」って耳もとで呟くと

「ちょっとしたヤキモチです……ごめんなさい」

って小さな声。

会議の後、スタッフさんの一人に呼び出され…いわゆる告白というものをされた……。

以前、別な仕事で一緒になった人で、涼太くんとのことも耳にはしてたけど、ただの噂話だと思ってたって。