検索窓
今日:11 hit、昨日:12 hit、合計:21,109 hit

734 ページ34

『きつくはないんだよ?』

「じゃあ……どうした?」

今度は玲於くん。


いろんな事、どうしたらいいのかわかんなくて……

杉下さんの事も、周りであることないこと口にするイジワルな視線も……

『気にしないようにしてるけど……』

口から漏れた言葉に

「気になるよね……そりゃ…………」

隼くんの眉がハの字に下がった。


わかってて欲しい人がわかっててくれたら、それで十分だ……って思うのは、やはり建前で……

本音は………


「おいコラ!」

泣きそうになった私を抱きしめてくれたのは、唯一無二の親友で……

引き剥がそうと必死な顔は涼太くん。


「何やってんの……」

呆れ顔の玲於くんが涼太くんを形式的に引き止めている。


「隼!マジで離せ!」

「もぉ、涼太くん?……ほら、隼も笑ってないで離せって!!」

途中からクククッと笑いながらハグする隼くんに気付いてたけど、みんなの前で泣きそうになった恥ずかしさをごまかすために隼くんにされるがまま。

735→←733



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (76 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
176人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 片寄涼太 , LDH
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひな | 作成日時:2023年7月2日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。