Someday My Prince Will Come（15）

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「待ち合わせ？」

「イヤ、待ち伏せです」

ケラケラ笑う涼太くんに「ストーカーかよ！」ってすかさず突っ込む先輩方。

「怖い怖い！」って笑いながらも、

「朝はてっちゃんとケンチが助けてたから、お礼言っとけよ？」

って優しい笑顔。


「マジか……ありがとうございます」

頭を下げながらも私に手を伸ばすと、「お疲れさま」って頭に手をのせた。


「飯、まだでしょ？」

『え？…あ……あぁ……うん』

今まで、事務所では距離を気にしてたのに………。

驚いて少し吃ってしまった。


「なんかデリバリーして、一緒に食べよ？
隼ももうすぐ来るから……」

会議に使う部屋に早めに入れるようにお願いしてくれたって。

『ありがと』

EXILEさん達の前で、２人でいる時の距離感なのが、くすぐったい。

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