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今日は別な仕事があるから……と、遅れて合流ってラインが来てた。

それまでに何かあったら、ナオトさんを頼るように……とまで付け加えて。


さすがに言えないよ………

そう思いながらリハ室のドアを開けて入ると、目の前に杉下さん。


「おはようございます!!」

めっちゃ笑顔。
ってか、距離………近くないですか………?


『おはようございます……』

一歩下がって挨拶するのに、またその一歩分縮めてくるから、バッグを持ってない手を伸ばす。


『あの……近いです…』

「えぇ……なんでですか?」

口を尖らすように拗ねて見せるけど、目は笑ってる。


『なんでって……近いの嫌です』

「なんでぇ〜?」

明らかにおもしろがってますよね……?


スッと横をすり抜けてリハ室の奥に進むと、横に並んで来た。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年7月2日 17時

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