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「飲まず食わず?」

『飲んではいる……』

「……コーヒー一杯じゃん!!脱水起こすよ?」

便秘になって肌も荒れるよ?ってプンプンしてる。


「ただでさえ貧血もあるのに!」

集中できる環境を作ったのが間違いだったのか…?ってブツブツ言ってる涼太くんに、

『急にお腹が空いて来たので、ご飯にします』

ってペコリと頭を下げて言うと

「もぉ………怒る気なくなるやん…」

って呆れられた。

 
『ごめんね…心配ばかりかけて………』

途中まで作ってた野菜スープとオムライスで夕食…もう夜食の時間だけど……。


「俺…こんなじゃなかったんやけどな……」

食器を洗ってる私をカウンター越しに見ながら、頬杖を付いて軽くため息……

涼太くんは、困ってるような…少しおもしろがってるような顔してる。

『こんな……って?』

私が聞くと、

「付き合ってる子に口煩く言ったり…したことなかったのに……」

それは、私が心配かけるからなんじゃ…

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作者名:ひな | 作成日時:2023年7月2日 17時

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