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647 (加筆あり) ページ47

驚いてる私に「最高の充電したから」って微笑むと、朝に合わない深くて甘いキス。

もぉ!って真っ赤になる私をクスクス笑うイタズラっ子を一叩きしてから、

『昨日渡しそびれた……』

って、紙袋から出した包を渡す。


『メリークリスマス』

「マジで?ありがとう!」


涼太くんに贈ったのは腕時計。

涼太くんが使ってる高級ブランドの物にはもちろん足元にも及ばないけど……それなりにしっかりした物。

包を開けて「なぁ……どんだけ使ったん………」ってちょっと困った顔したけど

『だって、涼太くんは私にお財布使わせないじゃん!』

って笑って開き直る。


言葉の通り………
基本的に普段は私がお財布を開くことないし、お金使うところがないんだもん。

『大好きな彼氏に貢ぐしかなくてさ?』


「バカ……」

って呟きながら私を抱きしめると

「ありがと!」

って。


隼くんにいろいろ聞いて、涼太くんが欲しいって言ってた物をリサーチしたんだ。


「すげぇ嬉しい……」

その場で腕時計をつけると、「これで頑張れそうや…」って微笑んだ涼太くんは

「また後で!」

って仕事に向かった。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年5月24日 8時

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