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「酒飲んで泣いてたら、ブサイクになんで?
笑って?
俺はAの笑顔がいっちゃん好き!」

優しく涙を拭ってくれ、そのまま抱きかかえられて寝室へ……。


甘くて優しいキスからどんどん深くなると、ドキドキしすぎて息も苦しくなるくらい。

「どうしたん?」

キスだけでいっぱいいっぱいになる私を笑いながら、余裕な表情で服を脱いでる涼太くんに手を伸ばすと、その手をとってキスを落とす。


『涼太くんだなぁと思って……』

なんそれってクスクス笑うけど、キスした手を頬に当てながら

「ごめんな?いっぱい寂しい思いさせてるよな?」

ってハの字眉。


『大丈夫。朝起きたら抱きしめてくれてるから……
それだけで十分』

そういう私に

「俺は十分やない…」

って噛みつくようにキスをして深くつながる。


翌朝、いつも以上に起きないと思って覚悟してたのに

「おはよ!」

ってさわやかな目覚め。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年5月24日 8時

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