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「おいコラ!」

しっかり心の声はもれてたらしく…。

「反応に困るって、はっきり言うなよ……」

って苦笑い。


「ってか、冗談なんだからつっこめよ……」

ブツブツ言いながらも、「リサーチしといてやるよ」って優しい笑顔。


『近藤さんが山本さんの事話すとき、全然違いますね………』

「何が…?」

『好き好き好き好き〜!って感じ!』

「は?ばか………!何言ってんの!」


データも復旧したし、何か気分も良くてテンション高めになってしまって……

離れたとこにいた谷口さんから睨まれた。


急に大人しく席に座った私に、

「こわっ…」

ってボヤきながらも、「頑張ってればいいことあるから……な?」って優しく笑い、

「取りあえず…俺も頑張ってるから一個だけお菓子ちょうだい?」

ってニヤリ。


『今日の分、これで終わりですからね?』

笑いながら渡すと、「打ち合わせ行く予定ないの?」って。

『セキュリティ強化するんで………私が席を離れるときは、片付けますよ?』

ニヤリと笑って返すと「くそぉ……」ってボヤきながら口に放り込んで仕事を再開している。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年5月24日 8時

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