601 ページ1
「おいコラ!」
しっかり心の声はもれてたらしく…。
「反応に困るって、はっきり言うなよ……」
って苦笑い。
「ってか、冗談なんだからつっこめよ……」
ブツブツ言いながらも、「リサーチしといてやるよ」って優しい笑顔。
『近藤さんが山本さんの事話すとき、全然違いますね………』
「何が…?」
『好き好き好き好き〜!って感じ!』
「は?ばか………!何言ってんの!」
データも復旧したし、何か気分も良くてテンション高めになってしまって……
離れたとこにいた谷口さんから睨まれた。
急に大人しく席に座った私に、
「こわっ…」
ってボヤきながらも、「頑張ってればいいことあるから……な?」って優しく笑い、
「取りあえず…俺も頑張ってるから一個だけお菓子ちょうだい?」
ってニヤリ。
『今日の分、これで終わりですからね?』
笑いながら渡すと、「打ち合わせ行く予定ないの?」って。
『セキュリティ強化するんで………私が席を離れるときは、片付けますよ?』
ニヤリと笑って返すと「くそぉ……」ってボヤきながら口に放り込んで仕事を再開している。
145人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひな | 作成日時:2023年5月24日 8時